ラスベガスのあるネバダ州の東隣、ロッキー山脈西側に位置するユタ州は、日本の本州ほどの面積を有する、広大な州です。北部の州都・ソルトレークシティーは北緯41度、青森県とほぼ同じ緯度にあり、とくに冬は素晴らしい雪質を誇る全米屈指のスキーリゾートとして知られており、2002年冬季オリンピックの開催都市でもあります。州全体の気候としては、北と南、山脈と砂漠で大きく異なるため、旅行者にとっては逆にバリエーション豊かな旅が期待できます。
この地域は1847年、ブリカム・ヤング率いる末日聖徒イエス・キリスト教会(モルモン教)の開拓者たちが入植し、50年後の1896年に合衆国45番目の州となりました。敬けんで穏やかな人々が培ってきた風土は、治安の良い州全米ナンバー1という評価に、如実にあらわれています。また、1869年に岩倉具視を団長とする使節団が訪れた史実もあるせいか、意外と親日的な土地柄でもあります。
ここでの観光は、とにかく大自然を中心に繰り広げられます。州内には5つの国立公園をはじめとして、国立モニュメント、国立レクリエーション地区などが数多く分布し、人工的なテーマパークとはひと味違った様々なアトラクションを提供してくれます。
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